一言で説明
GitHub(ギットハブ)は、Gitで残した変更の記録を、インターネット上に預けて保管・共有できるようにするサービスです。
手元のPCの中だけにあった記録が、インターネット上の保管庫にも置かれます。PCが壊れても、買い替えても、預けた内容はそのまま残ります。「AIと自分、そして必要なら仲間が、同じ棚を見に行ける置き場」だと考えてください。
身近なたとえ
自分のPCが「自宅の机の引き出し」なら、GitHubは駅前の貸倉庫です。引き出しの中身と同じものを倉庫にも置いておけば、家が火事になっても荷物は無事ですし、鍵を渡した相手なら倉庫から出し入れできます。
手元のPC=自宅の引き出し
普段の作業場所です。ここだけにあると、壊れた時点で失われます。
GitHub=インターネット上の倉庫
同じ内容を預けておく場所です。別のPCからでも取り出せます。
共有=鍵を渡す相手
見せる相手を選べます。誰にも見せない設定のまま使うこともできます。
Gitとの違いは、置き場所です。Gitは「記録して戻せる」仕組みそのもの、GitHubは「その記録を置いておくインターネット上の場所」です。両方そろって初めて、手元が消えても仕事が残ります。
一枚図解

手元のPCが壊れても、預けた記録はインターネット上に残ります。
AI活用との関係
AIに作った仕組みを長く使うほど、「どこに最新のものがあるか」が分からなくなりがちです。GitHubに預けておくと、AIが最新の内容を取りに行けるようになり、あなたはPCを買い替えても続きから頼めます。
Git
手元で、変更を1回ずつ記録します。戻せる状態を作る役目です。
GitHub
その記録をインターネット上へ写します。手元が消えても残ります。
AIが取り出す
別のPCやサーバーでも、AIが同じ内容を取り出して作業を続けます。
画面が英語でも、操作はAIに頼めます。
置き場を作る、預ける、公開か非公開かを設定する、別のPCへ取り出す。この4つはあなたが手を動かす必要はありません。英語の画面が出てきたら、そのまま貼って「何と書いてありますか」と聞けば十分です。
AIへの頼み方例
AIへの頼み方例
次の文をそのままAIへ貼るだけで進みます。英語の画面と格闘する必要はありません。
このフォルダの内容を、私だけが見られる非公開の置き場としてGitHubに預けたいです。準備から完了まで進めて、途中で私の承認が必要なところだけ教えてください。
はじめて預けるときこの置き場が今どこまで公開されているか確認して、私以外に見えている場合は、非公開にする方法を教えてください。
公開範囲の点検この置き場に、パスワードやAPIキーがうっかり含まれていないか点検して、見つかった場合の安全な直し方を教えてください。
秘密情報の点検PCを買い替えた想定で、GitHubに預けた内容を新しいPCへ取り出す手順を、私向けに分かりやすくまとめてください。
新しいPCへ移すGitとGitHubは何が違うのか、非エンジニアの私に伝わるように、たとえ話と3行の表で教えてください。あわせて無料で使える範囲も調べてください。
登録前の下調べに
よくある勘違い
英語ばかりの画面を操作できる自信がありません。使えますか?
使えます。 画面の読み取りも操作もAIの仕事です。分からない画面はそのまま貼って「何と書いてありますか」「次はどこを押せばいいですか」と聞けば進みます。英語を覚える必要はありません。
GitHubに置いたら、誰でも見られてしまいますか?
非公開のまま使えます。 置き場ごとに公開か非公開かを選べます。ただし設定を間違えると世界中から見えてしまうため、預けたあとに「今の公開範囲を教えて」とAIに確認させてください。
GitとGitHubは、同じものですか?
役割が違います。 Gitは手元で「記録して戻せる」仕組み、GitHubはその記録を置くインターネット上の場所です。Gitだけでも使えますが、PCが壊れたときに備えるならGitHubが必要になります。
注意点
預ける前に、公開範囲と中身の点検を必ず1回はさみましょう。
- 公開設定を誤ると、置いた内容は世界中から見られます。預けたあとに公開範囲をAIへ確認させてください。
- パスワードやAPIキーを含んだまま預けると、あとで消しても記録の中に残ります。預ける前の点検と、漏れた場合の鍵の作り直しをAIに頼んでください。
- 個人で始める分には無料の範囲がありますが、人数や機能によって有料になります。誰にアクセス権を渡すかは、必要な人だけに絞ってください。
ここだけは人間
ここだけは人間がやる
AIに任せない預ける作業も点検もAIに任せられますが、次の3つだけはあなたが決めます。
- アカウント登録と支払い — 申し込み、有料プランを使うかどうか、支払い方法の登録。
- 公開か非公開かの決定 — 見せる範囲はあなたの責任で決めます。迷ったら非公開から始めてください。
- アクセス権を渡す相手の判断 — 誰を招待するか、いつ外すか。人の出入りに合わせて見直すのもあなたの仕事です。
関連教材
AIにこう聞いてみよう
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GitHubって私に必要? 私の状況だと使う場面ある? 私は非エンジニアです。まず「PCが壊れたら困るファイルが私にあるか」「他の人と同じファイルを見る場面があるか」を確かめる質問を3つほどしてください。そのうえで、GitHubが要る場合と要らない場合を、専門用語なしで教えてください。
話が難しくなったら「専門用語を使わず、たとえ話で説明してください」と足すと、ちょうどいい深さに戻せます。