AIエージェント
手元のファイルを読んで、書類の下書きまで作ってくれるAIの相棒のことです。
Level 0 教材へ見積書づくりを丸ごと手放すのではありません。取引先名と単価を外したひな形と、今回の品目・数量・納期を渡すだけで、下書きはAIが組み立てます。金額を入れて完成させるのは、あなたです。

渡すのは、ひな形と今回の条件。返ってくるのは、右の1枚です。
「この前と似た案件の見積、どのファイルだったか」と過去のフォルダを探し、見つけたら開いて、品目を打ち直し、数量を直し、納期を直す。1件に30分。それが、ひな形と今回の条件を渡してひとこと頼むだけに変わります。見積ソフトの契約は要りません。使うのは、いま手元にあるAIアプリ1つだけです。
AIが作るのは下書きまで。金額を入れて出すのは、いつでもあなたです。
「会社のデータとAI」では、見積書の「原文」は貼らない側に置いています。取引先名・単価・数量がそのまま入った紙は、外へ出すと取り返しがつかないからです。このレシピは、その線を守ったまま見積づくりを任せます。渡すのは原文ではなく、名前と単価を抜いた「ひな形」と、今回の条件だけ。 禁止されているのは原文を渡すことであって、見積書を作らせること自体ではありません。
手元のファイルを読んで、書類の下書きまで作ってくれるAIの相棒のことです。
Level 0 教材へ品目・数量・単価を、行と列のそろった形でAIに渡すための書き方です。
Level 1 教材へできあがった下書きを、見出しと表で人にも読める形にしておく書き方です。
Level 1 教材へ過去の見積の原本を壊さないよう、作業用のコピーを別に取っておく考え方です。
Level 7 教材へ| サービス名 | 用途 | 費用 |
|---|---|---|
| 手元のAIアプリ(相棒) | ひな形と今回の条件を読み、見積・注文請書・請求チェックの下書きを作る | 無料で試せる 無料の範囲で試せる。1日に何十件も回すようになってから上位プランを検討 |
| 表計算ソフト(ExcelやGoogleスプレッドシート) | 見積のひな形を置く場所と、できあがった下書きの確認に使う | 無料で試せる 無料のGoogleスプレッドシートで足りる。手元にExcelがあればそれで十分 |
過去の見積を、そのままAIへ貼らないでください。
ひな形から先の下書きづくりはAIの仕事です。それでも次の4つだけは、あなたが決めてください。
いきなり進行中の案件じゃなくて大丈夫! すでに出し終わった見積を1件選ぼう。答え合わせができるから、頼み方が合っているかすぐ分かるよ。
書式を組み直す作業はありません。あなたがやるのは、ひな形を1枚だけ用意することと、返ってきた下書きに金額を入れることだけです。
すでに出し終わった見積を1件選びます。うまくいった案件、よく出す品目が入っているものがおすすめです。デスクトップに「見積の下書き」というフォルダを作り、その1件のコピーだけを入れます。原本はいつもの場所に置いたままにしてください。ここで入れるのは1件だけです。フォルダごと渡す必要はありません。
ここがこのレシピでいちばん大事な工程です。コピーを開いて、次の3つを消します。取引先の会社名と担当者名、単価と合計金額、先方の住所や連絡先。品目名・単位・数量・納期・備考の言い回し・表の並びは、そのまま残します。残したところが、あなたの会社の見積の「型」です。
どこを消せばいいか迷ったら、ひな形にする前の判断だけをAIに相談できます。ファイルを渡さず、列の名前だけを打って聞くのが安全です。
うちの見積書には、次の欄があります。 (ここに、見積書の欄の名前だけを並べて書く。例: 日付/宛先/件名/品目/数量/単位/単価/金額/納期/備考) このうち、AIに渡すと取り返しがつかなくなる欄はどれですか。 私は従業員数名の小さな会社の代表で、社内に情報システムの担当者はいません。判断するのは私です。 次の3つに分けて、理由を1行ずつ添えて教えてください。 1. 消してからでないと渡せない欄 2. 「A社」「担当B」のように置き換えれば渡せる欄 3. そのまま渡してよい欄 ファイルはまだ渡していません。この一覧だけを見て答えてください。
消し終わったら「見積ひな形.xlsx」のような名前で保存します。これが今後ずっと使える資産で、作るのはこの1回だけです。
ここがこのレシピの心臓です。ひな形を渡し、今回の品目・数量・納期を伝えるだけ。打ち直しも書式合わせもAIが引き受けます。単価は伝えません。 金額の列は空のまま返してもらいます。
「見積の下書き」フォルダにある「見積ひな形」を読んで、今回の案件の見積書の下書きを作ってください。 私は非エンジニアです。関数やコードは私に書かせず、あなたが用意してください。 今回の条件: - 品目と数量:(ここに、品目と数量を箇条書きで書く) - 希望納期:(ここに、日付や「今月末」などを書く) - 特記事項:(ここに、分納・現場搬入など、あれば書く) 守ってほしいこと: - 単価と金額の欄は、私が後で入れるので空のままにする - 宛先と担当者名は「(宛先)」「(担当)」のまま空けておく - ひな形にある欄・並び・言い回しは変えない - 数量の単位(本・箱・平方メートルなど)は、ひな形と同じ書き方にそろえる - 判断に迷った行は勝手に決めず、最後に「確認したいこと」としてまとめる まず、どういう下書きにするかの方針を説明してください。私が「進めて」と答えるまで、作り始めないでください。
返ってきた下書きを開いて、空いている単価の列を埋めます。ここは5分もかかりません。打ち直しが終わっているぶんだけ、まるごと時間が浮いています。
見るのは3点だけです。品目の行が抜けていないか、数量と単位が合っているか、納期が実際に守れるか。「確認したいこと」に挙がった行は、必ず自分で判断します。宛先を入れて、金額を入れて、印刷すれば、そのまま出せる見積書です。
見積が通ったら、同じ会話の続きで注文請書や受注控えを頼めます。内容はさっき作った見積と同じなので、AIは並べ替えるだけで済みます。ここでも金額の扱いは同じで、単価はあなたが入れます。
さきほどの見積の下書きが、そのまま受注になりました。 同じ内容で、注文請書(受注の控え)の下書きを作ってください。 守ってほしいこと: - 品目・数量・単位・納期は、さきほどの見積と1行ずつ突き合わせて、同じにする - 金額の欄は空のままにする(私が入れます) - 見積と食い違っている点があれば、直す前に一覧で教えてください - 社内で控えとして残す前提なので、日付と件名が分かる書き方にする
月末には、出した見積と実際の請求が合っているかを確かめます。ここもAIが得意な作業です。AIが出すのは候補であって結論ではありません。「これは追加分」「これは値引き」と決めるのは、あなたの仕事です。
さきほどの見積の内容と、これから渡す請求の内容を突き合わせてください。 次の3つに分けて、表の形で出してください。 1. 見積にあるのに請求に入っていないもの 2. 数量や単位が一致しないもの(見積の値と請求の値を並べる) 3. 見積に無いのに請求に入っているもの 守ってほしいこと: - 1件ごとに、なぜそう判断したかを1行で添える - 確信が持てないものは「要確認」と正直に書き、勝手に結論を出さない - 金額の単位や税の扱いで迷ったら、私に質問してください
最後に「いまの手順を、次の案件でそのまま使えるように1つの指示文にまとめて」と頼めば、清書して返してくれます。ダッシュボードの保存したプロンプトへ置いておけば、次からは貼るだけです。ここまで来たら、このレシピは完了です。
AIへの頼み方例
頼み方に正解はありません。次の文はどれもそのまま貼って使えます。自分の商売に近いものを選んでください。
このひな形を使って、次の条件で見積書の下書きを作って。単価と宛先の欄は空のままにしてください。
見積書からAIに渡してはいけない欄を教えて。私が消すべき欄を、理由つきで一覧にしてください。ファイルはまだ渡しません。
この現場の必要数量をメモから拾って、品目ごとに1行ずつの表にして。単位はひな形と同じ書き方にそろえてください。
この見積の備考欄を、取引先に失礼のない書き方に直して。案を3つ出して、違いを1行ずつ説明してください。
見積と請求を突き合わせて、数量が合っていないものを一覧にして。確信が持てないものは「要確認」と正直に書いてください。
AIにこう聞いてみよう
「(自分の商売の名前)」の見積書づくりを、AIに任せられる形にしたいです。手元に、過去に出した見積のファイルがあります。 私は非エンジニアで、従業員数名の会社の代表です。社内に情報システムの担当者はいないので、決めるのは私です。関数やコードは私に書かせず、あなたが用意してください。次の順で進めてください。 1. まず、見積書のうちAIに渡してよくない欄(取引先名・単価など)の見分け方を教える 2. 次に、それを消した「ひな形」の作り方を、私の手元の操作として順に示す 3. そのあと、今回の案件の条件を私に3つほど質問しながら聞き取る 4. 最後に、単価の欄を空けたまま下書きを作り、私が金額を入れる手順を示す (ここに、過去の見積ファイルの場所を書く)
返ってきた説明が難しかったら「専門用語を使わず、たとえ話で説明してください」と足すと、ちょうどいい深さに戻せます。
ひな形が1枚できたら、あとは同じ言い方の繰り返し。次は注文請書でも、請求書の確かめでも、書類まわりをまるごと軽くしていけるよ!
完成条件 7件のうち 0件を達成
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