AI時代のIT図鑑
データ3最終確認日:2026-08-13

JSONとは

項目名と値の組み合わせで、AIやAPIが読み取りやすく情報を表すデータ形式。

JSONは項目名と値の組で情報を表すデータ形式です。CSVとの違い、AIやAPIがJSONを好む理由、よくある書式エラーを3分で解説します。

JSONは「名札付き」がポイント。AIに頼むときは、欲しい項目名をこちらから指定するとうまくいくよ!

一言で説明

JSON(JavaScript Object Notation)は、「項目名」と「値」の組み合わせでデータを表す、機械が読み取りやすい文字の形式です。

APIの応答、設定ファイル、AIへの出力指定など、プログラム同士が情報を受け渡す場面で広く使われます。「AIの答えを、そのまま次の仕事へ流せる形にしておくための入れ物」だと考えてください。中身を組み立てるのも読み解くのも、AIに任せられます。

身近なたとえ

名札付きの小分けケースです。CSVが「行と列だけの表」なら、JSONは「どの箱に何が入っているか名前が書いてある収納」で、入れ子にもできます。

CSV=行と列の表

順番で意味が決まります。列が増減すると、読み取る側の対応が必要です。

JSON=名札付きの収納

項目名で取り出せます。入れ子や、値が無い状態も正しく表せます。

AI=名札をつける係

ほしい項目名を伝えれば、AIがその形に整えて出してくれます。

一枚図解

名札つきの箱にたとえたJSONから、項目名を手がかりに目的の値を取り出すまでの流れを示した図

項目名があるので、順番が変わっても取り違えません。

たとえば記事1件は、title(記事名)、url(出典)、published_at(公開日時)という項目名と、その値の組で表されます。

AI活用との関係

AIに「JSONで出力して」と伝えると、答えがそのまま次の仕事へ流せる形になります。受け取る・形を決める・流し込む。この3つがそろうと、毎回の手直しが要らなくなります。

受け取る

APIの応答

集めてきたデータを項目名で取り出し、必要な部分だけを使います。

形を決める

出力の指定

項目名と、値が無いときの表し方を先に決めておきます。

流し込む

表や通知へ

要約結果を決まった列へ並べ、集計表やチャットへ自動で渡します。

出力の「形」を先に決めると、自動化は安定します。

項目名、値の書き方、値が無いときの表し方。この3つをAIに伝えてから依頼してください。決め方が分からなければ、「この用途ならどんな項目名がいい?」と聞けば、AIが案を出します。

AIへの頼み方例

AIへの頼み方例

次の文をそのままコピーしてAIへ貼るだけで進みます。記号の並べ方を覚える必要はありません。

  • これから貼る文章から、日付・担当・依頼内容の3つを取り出して、JSONで出力してください。値が見つからない項目は空のままにして。

    ばらばらの文章を決まった形にする
  • このJSONを貼ります。何がいくつ入っているのかを、専門用語なしで表にして説明してください。

    受け取ったデータを日本語に直す
  • JSONの読み込みでエラーが出ました。エラーの文章とデータをこのまま貼ります。どこが原因で、どう直せばいいか教えてください。

    読み込みに失敗したときに
  • このJSONを、表計算ソフトで開ける表の形に変換してください。列の順番は日付、担当、依頼内容でお願いします。

    表計算へつなげる
  • CSVとJSONは何が違って、どんなときにどちらを選ぶといいのかを、非エンジニア向けに表でまとめてください。私の仕事の例も1つ挙げて。

    導入前の下調べに

よくある勘違い

Q

記号のルールを覚えないと、JSONは扱えませんか?

A

扱えます。 記号を並べるのはAIの仕事です。あなたがやるのは、ほしい項目名を伝えることと、返ってきた中身が期待どおりかを見ること。読めない形式が届いたら、そのまま貼って「これは何ですか」と聞けば説明が返ってきます。

Q

JSONはCSVより難しいですか?

A

記号のルールが数個増えるだけです。 入れ子や欠損を正しく表せる点が利点です。値が無いことを「空欄」ではなく明示できます。

Q

AIは必ず正しいJSONを返しますか?

A

返さない場合があります。 多いのは、文字列の囲み忘れと、末尾に余分なカンマが残る形です。ただし直すのもAIの仕事なので、エラーの文章をそのまま貼れば整え直してくれます。人に見せる前の確認だけは、あなたが行ってください。

注意点

形式そのものより、中に入っている情報に注意します。

  • APIの応答や設定ファイルには、APIキーやパスワードが含まれていることがあります。そのまま貼る前に、その部分を外すようAIへ頼んでください。
  • 個人情報を含むデータを、記録や共有の場所へそのまま出力しないでください。どの項目を残すかを先に決めます。
  • 日付や数値の表し方を先に決め、受け取る側と合わせます。ずれても画面上はエラーにならず、集計だけが静かに狂います。

ここだけは人間

ここだけは人間がやる

AIに任せない

形を整えるのも変換もAIに任せられますが、次の3つだけはあなたが決めます。

  • 外へ出す項目の決定 — 顧客名や連絡先を含めるかどうかは、AIではなくあなたが判断します。
  • 結果の最終確認 — 人へ送る前、公開する前に、中身が意図どおりかを目で見て承認します。
  • 記録に残す範囲の判断 — どこまでを保存し、どこまでを消すかの方針を決めます。

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名札付きの入れ物、というイメージがつかめたね。次は「自分の場合はどう?」を僕に聞いてみよう。下の文をコピーして、そのまま貼るだけでいいよ!
AIへ入力する指示
JSONって私にも関係ある? 私の状況だと使う場面ある?

私は非エンジニアです。まず「毎回同じ項目を手で書き写している作業」が私にあるかどうか、質問を3つほどして確かめてください。そのうえで、JSONの形で受け取ると楽になる場面を、専門用語なしで教えてください。

話が難しくなったら「専門用語を使わず、たとえ話で説明してください」と足すと、ちょうどいい深さに戻せます。